2002年 

 

 

10月31日(木)

宝塚歌劇花組公演 宝塚大劇場

『エリザベート〜愛と死の輪舞(ロンド)〜』

 

 初演の雪組、星組、宙組、東宝の内野トート、祐一郎トート、そして今回の花組とけっこう制覇してますね〜。

音楽も好きだし、トートの存在・・実際のエピソードを盛り込みながら、トートという存在をつくりあげて、こんなストーリー

をつくってしまうヒトってすごい。

 ルキーニは今回の瀬名さんがけっこう好きだったかも。東宝版はあまり好みじゃなかったんだ。

 トートダンサーも宝塚の方が好き。あまりにめだちすぎるトートダンサーはうるさく思えちゃう。ウワギ?バサバサぬいだり、

柱にしばりつけられて?踊ってたり、階段をはいずって?おりてきたりは、あまり好きじゃなかった。うごめく系はいやなのかも。

ラストにフィナーレがつくのは、抵抗あるヒトもいるかもしれないけど、私は好き。皇帝がキラキラお衣装で、トートの歌を

歌ったって、ルキーニやトートと一緒に踊ったって、なんの抵抗もないもん。明るい気分になって終わるのはよいことです。

トートが羽を背負ってでてきたってOKです!

 全体に歌はよかったけど、子ルドルフは、ドキドキ。がんばれ〜。

 

 

10月26日(土)

あべの文楽 『菅原伝授手習鑑』 寺入りの段、寺小屋の段  近鉄アート館 

 

 師匠が中心の企画。師匠のご挨拶のあと、解説は簑二郎さん。いつもとは趣向をかえて、幕を開ける柝もお客さんが挑戦。

ほかに、馬にのった人形も登場。背の高い人形遣いさんがものすご〜く高い下駄をはいて、遣ってた。私がいつもはく下駄の

2倍くらいある。文楽劇場で一番高い下駄なのですって。さすがにすり足状態で歩いてらっしゃる。ってことは、私の身長では

も〜っと高いのんはかなきゃ無理ってことね。そんなのない。

 『菅原伝授〜』は未熟な私でもよく会う作品。ツメたちのあばれぶりも楽しい。身代わりに子供の命をさしだしちゃうという

納得できないようなお話しなのだけど、師匠の遣われる人形を堪能。久々の文楽だもん。

 

 

10月3日(木)

『チャーリー・ガール』 梅田コマ劇場 

 

 けっこうすいてて、ちょっとかわいそう。愛華みれさん、つなぎはとってもお似合い。でも歌はまだ高いとことかしんどそう。

カーテンコールのドレスもいまひとつ。

 鈴木綜馬さんと森公美子さんが親子なんだけど、歌うしタップもするし、大活躍。鈴木さんも遊び人な役でけっこう身軽に

がんばってらっしゃってので嬉しい。四季時代はどちらかというとまじめなイメージだったから。

 舞台上にお屋敷があって、迷路みたいでなかなか楽しそう。軽い作品。

 

 

9月20日(金)

劇団四季 『赤毛のアン』 近鉄劇場 

 

 今回は『赤毛のアン』の本が大好きという親と一緒に。

 ギルバートがいつもイメージと違うのよね、という母だけど、今回は映画より、前回の四季よりイメージが近かったよう。

田邊クンありがとう。けど、ダイアナはもっとぽっちゃりしてるのよね〜。なんですって。あとは、駅から家に向かう途中、

馬車で歌うのだけど、赤い道のことを歌うんですね。でも、それがものたりないらしい。それよりりんごの並木道よ〜、と

おっしゃる。そうなんだ。私も1回読んでるけど、たちうちできない。また、読もっと。全体、話しをずいぶん短くしてある

ところにも、いろいろいいたいことはあるらしい。本拠地プリンス・エドワード島でつくられたミュージカルゆえ、一応

お墨つきなのよ〜と言ってみたりする。

 客席もいっぱいで、アンの言葉に行動に、観てる人もよく反応して、とってもいい雰囲気の劇場でした。

 

 

9月14日(土)

『SNOOPY!!! The Musical』 みつなかホール

 

 世界に2つの『ピーナッツ』オフィシャル・ミュージカルのひとつ。ひとつは、『きみはいい人 

チャーリー・ブラウン』。私がみそこねた市村スヌーピーの思い出のミュージカル。そてひもうひとつがこれ。

 かわいくて楽しいミュージカル。原作が漫画で、けっこう早口のセリフやら歌なので、言葉がはっきり

伝わってこないと、あれ?って感じになる。み〜んなかわいかったのだけど、今回一番印象的だったのは、

堀内敬子サリーかな。四季時代、子供役もいっぱいされてたからか、見た目もはまってるけど、動いても

歌っても目をひいてた。剣幸ルーシー、真織由季パティもくわえて、女性陣の方が、好きだった。

 男性陣、真矢武ライナス、泉見洋平チャーリー・ブラウン、大澄賢也スヌーピーもそれぞれよいのだけど、

みんな声も似てるし、ライナスとチャーリーは感じも似てる?

 私ははじめて拝見するけど、『CATS』のミストフェリーズをしばらくやってらっしゃった小暮清貴さんが

ウッドストック。クルクルまわりだすと、ミストを思い起こさせる。ずっとしゃべらず、みんなと一緒のとこで、

少し歌に参加するくらいで、ほとんど踊り中心。だけど、最後の最後に、ワンフレーズソロ、スポットで

歌われる。おいしい。

 携帯アナウンスなんかも、出演者のもので、全体を通してのストーリーはないだけに、難しいとこもあるけど、

とても楽しいミュージカルでした。カーテンコールでは、宝塚に近いとこゆえ、剣さんと、真織さんを大澄さんが

舞台にひっぱりだして、1人にしたりなんてこともありました。このミュージカルがあるということで、

剣さんのファンの方は、劇場の友の会にはいって、チケットを求めた方も多かったよう。宝塚の近くでやると、

やっぱり宝塚出身の方の動員力ってけっこう大きいのでしょうね。

 生演奏よかったです!

 

 

9月13日(金)

劇団四季 『CATS』 MBS劇場 

 

 『CATS』2階A席からははじめてかな?猫の世界を上からのぞきこんでる感じ。みんなで踊ってる

ときに、後ろのタイヤの上でゆるやかに揺れている(踊っている)オールドデュトロノミーに目がいって

しまって、目が離れなくてコマってしまいました。

 あとはスキンブルのとこで、ベッドになりたがらないラムタムのしっぽをつかんで引き戻すシラバブとか

スキンブルが前よりなじんできたみたいとか。そんなろこらへんに目がいってました。あ!マキャビティ

赤瀬さんは、ずっと以前にファミリーでみたときに、いいな!って思った人なのだけど、ガタイがけっこう

大きいのでワルなマキャビティでも迫力ある。けど、マスクから見えてる口元はどっかさわやかっだったり

して。マキャに扮してないときは、さわやか猫さんで、ギャップがなんとも・・。

 あと、『ジャリクルワールド探検ツアー』に参加。参加者がすごいの〜。観にきた人の半分くらいかな。

ゆえに、聞いてたけど、待ち時間もすごく、結局最終電車になってしまいました。

 実際舞台上5分、そで5分くらいの短い時間なのだけれど、オーブンに入らせてもらったり。舞台全体

は2度(?)の傾斜ついてるんだけど、海賊船の上はさらなる傾斜で、客席の方みわたせて気持ちよいけど

降りるのちょっとこわかったり。ほかにもトランクにはいったり、タイヤの上体験もできました。タイヤの

上で照明ちっちゃくしてったりもできた。あと、すべりだいも。

そでにはグリドルのふわふわ白のお衣装や、タガーのミック・ジャガー風衣装や、ジェニエニリリアン衣装

など。おばちゃま猫のリリアン衣装が10kgもあるとは知りませんでした。ほかに早替わり室があったり、

IN/OUT表がはってあったり。最後は、マキャの登場する上手から客席へ。

 普通の舞台とはちがって舞台上、登場するところがやたらいろいろあるので、迷子になりそうだった。

 

 

9月7日(土)

劇団四季 『アスペクツ オブ ラブ』 名古屋ミュージカル劇場

 

 1幕終わり近くと2幕のみ。にもかかわらず、2幕終わりはウルウルでした。

 もともとこの作品って大阪でやったときに、はじめて観たのだけど、あまりにも恋愛模様が複雑で、

ちょっと待って〜、という感じだったんですよね。だって、17歳の青年と、そしてそのおじさんと、

そしてそのおじさんの愛人と、おじさんと結婚してからも愛人らしき人がいて、でもまた大人になった

青年と??ほかにもいろいろで。

だけど、少し時間がたつと、まず音楽が恋しくなり、CD借りてきて、聞いてたのかな。

 で、今、こんなに素直に見ることができるようになったんだな〜って感じでした。

 新キャストの濱田さんジュリエッタとっても素敵。私の大好きなお葬式シーン(酒とダンスで・・の激しい

ダンスシーン)もかっこよく決めてくださったので嬉しかった。樋口ジェニーも安心して観てられました。

少女から娘への変身シーンは、ドキッとして好き。ワンピースになってからは、堀内さんより、大人っぽいかな。

ラスト近く保坂さん絶唱シーンも忘れられません。ほかに、アンサンブルで知人がでてたのが嬉しかった。

好きなダンスシーンとかで彼女が踊ってると、なんだか不思議な気持ちです。

 それにしてもジェニーちゃんが大人になったら、アレックスはどうするのでしょうね?

そしてヒューゴ(だっけ?)は??

 

 

9月6日(金)

劇団四季 『赤毛のアン』 近鉄劇場 

 

 幕があくと、なんともかわいい紗幕あり。アンの世界へと誘ってくれます。

 アン(野村令子さん)は、何年たっても、かわいくて。1人で駅で待ってるとこ、ギルバートの頭を石板でぶつとこ、

『アイスクリーム』の歌、ダイアナ(秋本みな子さん)との『腹心の友』・・。なつかしいシーンがいっぱい。

アイスクリームのとこ、ギルバート(田邊クン)、上手にアンの顔にどばっとつけてました。田邊くんの歌もよかった。

自分で意外なほどウルっと最初にしたのは、ほんとは男の子がほしかったからと、アンをよその家に連れていったあと、

もうアンがいないんだと悲しそうなマシューが。帰ってきたアンに気づくとこ。なんか弱かった。

 ステイシー先生(五東由衣)さんは貫禄。歌も存在も。生徒の中で、女の子はやっぱりジョシーがめだつんだけど、

男の子も1人どことなくめだってました。そのうち、大きな役がつくようになるのかな。

 衣装もかわいくて、アンの家もちゃんと2階にアンの部屋があって、かわいいくて。最後は少しばかり暗いけど、

本当に楽しい作品です。

 

 

8月27日(火)

宝塚歌劇月組公演 宝塚大劇場

『長い春の果てに』『With a Song in my Heart』

 

 なんの知識もなく。お芝居は映画がもとになってるらしい。幕前での組長さんのお話で、脳外科医と少女の話だと知る。

幕が開く。わ〜い。踊ってる〜。踊る脳外科医!そのあとも、手術着姿で踊る能外科医と医者たち。乗馬姿(ポロ?)で踊る

脳外科医、ウサギちゃんと踊る脳外科医、スペインで踊る脳外科医・・と、紫吹さん、なんだかいっぱい踊ってた。もちろん

しっかりストーリーもあったのだけど、妙に印象に残ってたりする踊る脳外科医なのでありました。映美さんは、

少女役ということで、年齢差のある設定だったから、キャラ的にはあってたみたい。ダンスとかあんまり好きじゃないけど。

新人公演では男役から転向した紫城るいさんが少女役やるみたいで、そっちの方がみてみたいような気がする。脳外科医に

からむ女役さんが、汐風幸さんと大空祐飛さん。なんか少女をよりちっちゃく見せるためか男役の方々で、最初どなたかと

思った。けど、きれいだった。汐風さん前よりよいかも。けど、娘役の役少なくなっちゃって、かわいそ。

霧矢さん、大和さんも注目でした。

そうそう。ショーの方は、リチャード・ロジャース生誕100年記念とのことで、『The Sound of Music』や

South Pacific』(南太平洋)、OKLAHOMA』『The King and I』など、とにかく知ってる曲がいっぱいでてくるので、

楽しかった!なかで、ベルリンにももっていってた「花占い」のシーンを思い出させるようなシーンがあったのが好きだった。

 

 

8月24日(土)

『海の上のピアニスト』 新神戸オリエンタル劇場 

 

 主演:市村正親、作曲、ピアノ演奏:稲本響。海の上で生まれ、一度も船を降りることのなかった天才ピアニストの伝説。

 市村さんだ〜ととったチケット。あの映画が舞台に?どうやって?1人で?と想像のつかないまま劇場へ。

 なんかね〜。1人芝居なのだけど、それは市村さんのことゆえ、明るい話ではないけれど、随所に楽しませてくれるところ

もあったりして。船のタラップのようなイメージのものが、2つ。それが動くのが唯一のセットなのだけど、その上を

うまく使って、市村さんがいろんな表情をみせてくださる。出も、お!上からきたか!って感じだった。

 そして、今回はじめて拝見した稲本氏がまたステキなんだ!全曲ご自分で作曲されたという曲をとにかく弾きまくる。

オープニングも彼がでてくるなり、弾きだすの。舞台下手手前にあるピアノ。ちょっと客席に背を向けて、彼の手が見える感じ。

だから顔はほとんど見えなかったんだけど。1回?芝居中で客席にちらっと顔向けると、けっこうかわいい感じのヒトだな〜と。

で、そのピアノを弾く姿が、市村さんが語るピアニストの姿とときには重なり・・。特に、舞台上暗くて、彼の上からの弱い

ライトのみのとき、体半分くらい影になってて、なんともいい雰囲気でした。

 この作品、映画で知ったけれど、もとは一人芝居の脚本として書かれたもので、イタリアではすでに200回以上も上演され

てるとか・・。知らなかった。結局、船をおりることができずに、船と運命をともにしたピアニストの生きざまは悲しくもあるけれど、

なかなかステキな舞台でした。

 

 

8月17日(土)

 劇団四季 『オペラ座の怪人』 京都劇場 

 

 「友達デビューしたからいこ!」と誘われて。

 あ〜、いるいる〜。バレリーナしてる〜。ということで、ほとんど彼女中心。プラス畠中さん中心の観劇となりました。

 一緒にいった友達は、はじめて『オペラ座の怪人』を観て、「高井さん、いい〜。私がいったげる〜」って。休憩中はそうでも

なかったのに、「全部観るといいね〜」と喜んでました。

 

 

8月16日(金)

『ライアー・ガール』 近鉄劇場

 

 当たったチケットもって、近鉄へ!

作・演出、ラ・サール石井。出演、小池栄子、森山未来、あめくみちこ、持田真樹、岡田浩輝etc。「人生にくたびれた見るからに

さえない中年男。若返りの薬を飲んで見事20歳の肉体を手に入れた。しかしその姿は、なんとナイスバディのギャルだった・・・!?」

小池栄子の初舞台ってことと、男のヒトが女のヒトに変身しちゃうってことくらいしか知らずにいった。客席にけっこう男性多し。

満員でもない。ラ・サールさんが宝塚とか好きだからか、宝塚っぽいとこもあり。ダンスっぽいものもあり。背広姿の人々が、

ウワギとかズボンとかとってくと、色っぽい感じのお姉さま方だったり。盆(回るのん)をいっぱい使ってたり。

小池さんがんばってました。体型をいかしてって感じだったけど。ややこしい役ながら。

森山くんのダンスは気持ちよくて好き。「ライアーガール」というキャバレーのショーシーンでも、お姉さま方はいまひとつでも、

最後に森山くんが踊ってくれるとしまるって感じ。一番後ろでみてたので、実はあめくさん、岡田さんはよくわからずに見てたのだけど、

あめくさんいい感じでした。全体、も少し短くコンパクトにしてくれるとよかったかも。

 ラスト近く、持田真樹が恋のおちるとこ、「クレージー・フォー・ユー」のボビー母とポリー父が恋におちるところを思い出し、

回転木馬シーンは、「李香蘭」の・・なんだっけ??そういうシーンがあったのを思い出しながらの観劇となりました。

 

8月9日(金)

宝塚歌劇宙組公演 宝塚大劇場

『鳳凰伝〜カラフとトゥーランドット〜』『ザ・ショー・ストッパー』

 

 宝塚宙組観劇。誘われて。でも、私もちょっと興味ある作品だった。サバきのチケットあるかと思ってたら全然ない。
開場時間になっても、当日券のとこに、い〜っぱいヒト並んでた。座れればいいや〜って感じで、2階A席のさじきみたいなとこを
ゲットする。ちょっとはしっこだけど、まわりにヒトいなかったからのんびり観れて、けっこうよかった。
 お芝居は、オペラの「トゥーランドット」をもとにした作品。浅利さんが演出されてた舞台を1回テレビで観たことあるけど、
な〜んか納得いかなかった作品。だって〜、絶世の美女といわれる王女がいて、その人に求婚する王子は、3つの謎をだされて

答えられなかったら、首をきられてしまうという、すごいお話なんだけど、オペラでは、ちょっと・・あまりにも・・そりゃ歌は

いいけど、見た目というか、その人のもつキャラクターがあまりにも似合ってなかった。王女に!あまりにもおっきかった。

王子も不満・・。そんなこんなで私にとって謎だらけの作品だったんだけど、今日観て、王女と王子、それぞれの役がそこに

いたる過程もあったし、そこで苦しんでる、かわっていく様子も描かれていたので、わかりやすいというか、ある程度は納得いく

話になっていた。衣装もなかなか豪華!トゥーランドットの髪飾りはとてつもなく華麗で、トゥーランドットの背中からひらひら

するマント状のものは、銀橋を3分の2ほどおおいつくすほどの長さで・・。カラフも放浪の身のはずなのに、ちゃんと華麗な

お衣装にお召しかえ。身長あるのでよくはえます。この衣装は中国でつくられたものだそう。

 ほとんど歌でつないでゆくだけに、なかで歌詞が聞き取りにくいヒトがいると、?ってなるけど、カラフも北京の民(男)も、

気持ちよく歌ってくれたので、よかった!友達の先輩が出てらっしゃるのだけど、近頃ではすっかり妖怪役者??魔女だとか

妖怪だとか怪しいメイクもよくお似合いです。カラフを思う奴隷のタマルの悲しいシーンでは、客席すすり泣き状態。

 カラフが自分の名前を謎としてだせば、身近なヒトたちがねらわれるってわかるやん、そんなの!カラフのばか〜!って

ちょっと思うけど、ま、いっか。一緒にいったヒトは、「カラフって、アデルマ姫ことわるとき、けっこうひどいこと言うのね。」

って。私はアデルマ役のヒトに(役というよりやってたヒトに)好感もてなかったので、全然気にならなかったのかな。

 そう。本水使用の対決シーンがんばってました。本水使うの、宝塚であんまりみたことない。銀橋でやり(?)投げてとったりも。

 それにしても「火よりえて(?)、氷よりなお冷たく、しもべとなるとき、かえって王を生む」って・・。謎かけ難しい。そして、

謎をといた王子に「いやです!!」って言うのもすごい。

 ショーの方は、はじまりとかいつもとちょっと違って、お?って思ったのだけど、全体として、いまひとつものたりない感じ。

これって場面があんまりなかったし、タイトルともあまり結びつかなかった。思いっきりストーリーのあるダンスとか好きなんだ

けどな。男役いっぱいのタンゴとかは好きでした。あと、踊りまくったあとに、ワオさんがアカペラで歌うとこ。すご〜いって観てた。

ワオさんが、髪をさらさらのまま、汗いっぱい、手で何回もかきあげながら、踊ってらっしゃったとこも注目でした。こんなさらさら

でやるトップさんも珍しい。けど、そのしぐさについ・・。

 

 8月7日(水)

文楽夏休み特別公演 国立文楽劇場

第一部 舌切雀、文楽のおはなし、

雪狐々姿湖(ゆきはこんこんすがたのみずうみ)

  〜崑山の秋、猟師源左の家より冬の湖畔〜

第二部 薫樹累物語(めいぼくかさねものがたり)

〜豆腐屋の段、埴生村の段、土橋の段〜

     第三部 初演三百年 曽根崎心中

           〜生玉社前の段、天満屋の段、天神森の段〜

 

 なんと1日中、劇場の客席で過ごした日でした。以前は、仕事で1日放送室にいたり、外手伝ったりはしてたけど、

客席はまた別の体力いります。常連さんは平気なのかな。まだまだ未熟者です。

 第一部、開演ギリギリに窓口でチケット購入。前、劇場係だった方が窓口にいらっしゃる。移動おおいのよね。ここ。

一番前の列があったので、そこにする。床(大夫さん、三味線さん)あまり見えない席なので、邪道っていわれるけど、

いいもん。人形かぶりつきの席だもん。夏休み公演の1部は、お子様もみやすい演目なので、客席にも子供さんがいっぱい。

 『舌切雀』。師匠の遣われるおばあさん、顔がこわい。どうみてもこわい。どうみても思いっきりの悪役顔。のちに改心

してもこわい顔。あまりにこわい顔で笑ってしまいました。ところで、おじいさんが宝物を雀にもらったあと、おばあさん

もねだるんだけど、なぜおじいさんはとめないんだろう?そして、つづらからでてきた妖怪たち!舌切雀ってこんな話し

やったっけ〜??って思ったんですけど、こんな話しなんでしょうね。たぶん。妖怪いっぱいでてきた。「ゲゲゲの鬼太郎」

か「赤影」さんかという雰囲気でした。おばば妖怪にやられるんだけど、途中、けっこう向かっていってがんばって

たたかってる。悪役とはいえ、師匠が遣われているのだもの。少しばかり応援してしまいました。雀は・・特に、おっきい

のんは、いまひとつかわいくない・・。

 『文楽のおはなし』。人形解説。勘市さん。いつもと違う趣向で、客席から黒衣で頭巾までかぶって人形もってご登場。

よいけど、『舌切雀』終わったところで、また頭巾かぶってだから、舞台あがって、頭巾とったときには、汗だくで、

ちょっとかわいそう。この方の解説ははじめてだったので、興味いっぱい。お手伝いででてきてた足遣いさんが知ってる

ヒトで、むっちゃ途中で目があった。あ〜席みつかった。寝てたらばれる・・。人形の足遣いを体験するコーナーは

子供達の希望者がいっぱい!

 『雪狐々姿湖』。タイトルが美しくて、なんとなく気になっていた作品。狐がいっぱい。娘狐に許婚。弟たち。お父さん、

お婆さん。最後、湖に沈んでしまうかなしいお話。

 第二部、『薫樹累物語』。京都で去年かおととしかやってたけど、観ることのできなかった作品。ストーリー的には、

なんでよ〜って思う作品が多い文楽ではありますが(身代わりとかあんまり好きじゃないから)、これはわりと素直にみたかな。

一緒にみてたヒトはあまりこの話しは好きじゃなかったみたいだけど。ただ、カサネさんから見ると、けっこう筋が通っている

ような気がして。前に助けてもらって、気になってたヒトと再会して、一緒になりたいって思って、そのヒトがお姉さん(?)を

手にかけたヒトだってわかても、それでも一緒になりたいって思って、そのヒトのために身売りしようとして

お姉さんの恨みで姿がかわってしまってることにはじめて気づいて、恥ずかしいって思って、身を隠して、そのヒトの恋人かと

間違って思い込んでしまったヒトを恨んで・・最後には、また思うヒトに手にかけられちゃうんだけど。

ほんとにかわいそうなんだけど。残酷なんだけど。カサネ変身、鬼の顔になるとこもあり。本水もあり。夏向きですね!

 第三部、『曽根崎心中』。前日が、玉男さん徳兵衛1111回記念で、新聞やらTVやらにものっていたけど、最後、住大夫さん

と一緒のごあいさつ、簑助さんからの花束贈呈などあって、客席を通られての退場だったとか。簑助さんは劇場から(?)のお花

以外に、ご自分でも花束用意されて、渡されたのですって。倒れられてから、そんなには言葉が自由ではない様子で、

カードで「いついつまでも添うてください」って書かれてあったそうです。なんかよいですね。

 心中モノが、あまり好きではない私ですが、玉男さんが優男系の役を遣われると、どことなく色気があるんですよね。そして、

なにより簑助さんの遣われるお初が、かわいくて。なんであんなふうに動くんだろう。胸やら肩やら・・。

 ほんとに文楽らしい作品だなと思いました。今日の『曽根崎心中』は、好きだったな。

 

7月28日(日)

 劇団ふぉるむ 『銀河旋律』『広くてすてきな宇宙じゃないか』 西宮フレンテホール  

 

 3月にあまりにもなつかしい演目にひかれて、ひさしぶりにみにいって、そして今回。

 ロビーに今回演出されたくずわさんがいらっしゃる。「演出家の気分はいかがですか〜??」ってお聞きすると、

「役者の方がいいよ〜」とおっしゃる。でも演出も楽しんでらっしゃるんだろうな〜。私は、絶対そういうこと

できないけど、前にやっぱり知り合いの役者さんにお聞きしたら、やっぱり1回は、演出してみたいとおっしゃってた。

演出助手でついてるときとか、演出家の隣にいると、その人がどういうふうにつくっていこうとしているかが

感じられて、おもしろいな〜と私でも思います。そういのがはっきりないときは、大変そうだけど。

 今回はキャラメルの作品なので、作品自体けっこう好きな路線。さわやかな作品にしあがってました。

 どっちかというと、私は『銀河旋律』の方が好きだったかな。テンポがよかったのかな。『広くて〜』の方も、

アンドロイドのおばあちゃんが大活躍するお話で、好きなモチーフなのだけど。最初に一生懸命見たので、

休憩をはさんで、こちらの集中力が少しきれちゃったのかもしれません。

 キャスター村井氏が、ちゃんと1部では、真砂キャスター相手に、若手に見え、2部では、研究生の方相手に、

ベテランキャスター風だったのが、おもしろかった。真砂さん美人キャスターさんでしっかりものな感じ、お似合いでした。

 でもよくよく考えると、ややこしいお話。過去を変えられて、そしたら、もう違う人が好き?でも、

前のことも覚えてる??好きだった人のことも好き?う〜ん。わかんなくなってきた。

 いつもながら、ていねいなセットが、色も銀河っぽくて素敵でした。

 舞台、けっこう上が高いから、台くんで、セットのっけて、私たちがやるとこは、あんなに上高くないから

すごいね〜って話してました。横も3枚窓?あったけど、2枚くらいしかはいんないね〜って。

 

 

7月26日(金)

 扇町ミュージアムスクエア 

 

 友達をみにゆく。初めてみるとこで、その友達がお芝居してるところもはじめて見る。自分でお芝居を

プロデュースする行動派の彼女。この日も、ひと場面登場された大御所、紅萬子さんとパワフルに対決を

繰り広げていた。田中角栄をめぐって、娘・・マキコさん・・の彼女と、愛人秘書の紅さんが対決する

のだけど、大御所を、座ってる座布団ごとひっくり返したりパワー全開でがんばってました。

 全体的には、映像がはいったり、あやしげなダンスが入ったり、ジャズの歌がはいったり、いろんな要素の

ある舞台で、独特な世界。ストーリーは嫌いじゃないけど、ちょっと私にとっては長いかなと思う部分も

ありました。お衣装おもしろかった。着物がけっこうあって、すごく粋な感じものから、つやっぽいもの、

かなり派手なものといろいろあったんですよね。時代がかってて、好きだった。

 ミュージアムスクエア、私がいくのはこれがラストかな。あの邪魔な柱、今回はいつもと違う状態で舞台を

つくってたので、存在を忘れてました。それもちょっとさびしかったりして。とにかく、お疲れさまでした〜!

 

 

7月7日(日)

 文楽 『恋の陰陽師〜安倍晴明ものがたり〜』 大阪市役所玄関ホール 

 

 口語による新作文楽。抽選であたって、わ〜い!お師匠様〜!とみにゆく。早くから人いっぱい並んでた・・。

 最初に、解説は、簑二郎さん。解説っていざやってみるとなかなか難しいので、勉強させていただく。

お話してるうちに、ツメ人形やら、娘人形やら、通っていくのをよびとめて説明してゆく。

 そしていよいよ、「恋の陰陽師」。あら、いのししが。あら、シカが・・。能勢にもあるある。カラスが

おしゃべり・・。バルコニーをつかったり、客席通路をつかったり、床は上手と下手にあって、

何回か交代しつつの語りであったりと、いろいろ工夫されているご様子。見せ場としては、

晴明が、思いをよせる、舞姫梨枝をよみがえらせるところetc。床本がはいってないのもはじめてかな。

 全体としては口語ということもあり、あらすじとかもないけど、ちゃんとわかったし、みやすい作品

だったと思います。陰陽師ということでは、もう少し妖しい場面があったらよいのに、とか、

直接対決とかあったらよいのにとか、好きな人をよみがえらせるってありなのかな?とか・・。

バルコニーつかうんだったら、けっこう人形運んだりがよく見えるので、布はってくれたらな、とか。

そうだ〜。骨が集まって・・ってとこは、もっと暗くして、少し蛍光色な骨にして・・がよいかなと

思いました。

 でも、そうやって終わったあとで、友達といろいろ話題にできたし、劇場ではないあの場所で、

やりにくいことはいろいろあったと思うけど、ひとつの作品の誕生をみることができてよかった!

 そうそう。ほんとに動物いっぱいで、「晴明ちゃんとゆかいな動物たち」って感じでもありました。

それから、一番笑いがおこったのは、ひょっとしたら「梨枝もう離さないよ。」のラブラブシーン

だったかも。「離しはせぬ」ならわかるんだけどな〜。なぜかここだけが、突然、こんな感じだったん

ですよね〜。今度師匠に聞いてみよ!

 終わって、記念撮影タイム。人多くてこわかったけど、がんばって、師匠の晴明さまと、それから

子晴明ちゃんととっていただく。ありがとうございました〜。

 

 

7月6日(土)

 コスモ証券ホール 

 

 前に一緒にやってたことのある友達をみにゆく。新人公演?若手公演?のようなものらしい。

 ここの劇団、本公演も、知ってる方がいたときにみたことがあるけれど、それにくらべると

やっぱりよくも悪くも、って感じでした。キャラメルの作品ということで、頭と終わりで、少しばかり

踊っていたのだけど、これはなくてもよかったかな〜。キャラメルの場合は、ものすごくダンスっぽい

振りとか、難しい振りというのではなくて、でも、みんながけっこうそろってやってるからいいのだと

思うのだけど。今回は、振りとしては、けっこう踊れる人じゃないと、そろえにくいしかっこよく見えない

振りだと思ったし、だからといって、役で踊ってるわけでもなく・・。だったら、お芝居のみにした方が

と思ったのでした。でも友達ががんばってたのをみることができてよかった!

 

 

7月5日(金)

 劇団四季 『オペラ座の怪人』 京都劇場 

 

 石丸ラウル登場!でにぎわっている京都劇場へ。本日も大入り満員。

 私の今日の注目は、もちろん石丸ラウル!そして、畠中さん(?)と末谷さん。

 「オペラ座の怪人」って、そのときによって、ファントムかわいそって思ったり、かわいそだけど、

やっぱりラウルよねって思ったりする作品。

今日はやっぱりラウルさま〜って感じでした。ファントムも以前に拝見したときより、迫力あったけど、

好みからいえば、ファントムは狂気が入ったほうが好き。それからいえば、すりこみ状態だった

市村ファントムを越えるファントムにはまだめぐりあっていません。

 末谷さんは、ダンサーのとこ入ってらして、女性ダンサーに対して注意したり、ちょっと先生ちっくな

役作り。ほかの方もこうだっけ??おかげで、どことどこがこの枠の人がはいってるところかけっこう

判明しました。

 畠中さんは、マスカレードが前にいってらしたところじゃなかったような・・??ってうちに

マスカレード場面が終わってしまったのでした。あとはわかったけど。もっといっぱい歌聞いてみたい方です。

 この日は2998回公演。次の日の夜公演が、3000回記念の公演です!

 

 

 

6月23日(日)

 第2回 文楽若手会 国立文楽劇場 

『国性爺合戦』甘輝館の段、紅流しより獅子が城の段

『菅原伝授手習鑑』車曳の段、寺入りの段、寺小屋の段

『伊達娘恋緋鹿子』火の見櫓の段

 

 師匠お2人ご出演。どうしてもそちらに目が向いてしまうのだけれど、作品としては、

「国性爺合戦」は生ではみたことがなかったのだけど、座って話す場面が多いので、

私向きではないかな。たくさんの人が命を失ってゆくし。女の人の動きは、中国物のお衣装より、

日本のお着物の方が肩のあたりが美しく見えるなあと思いました。

「菅原伝授手習鑑」は、私ですら、何回か見ている作品。私の好きなとこは、やっぱり

寺小屋の子供たちが手習いしているところとか、親が迎えにきて、連れだってかえってゆくところ。

ツメ人形がいきいきしてると、ほんと楽しいんですもの。いろは送りもやっと意識してみることが

できました。自分の子供を身代わりにってあたりは、どうしても抵抗あるのだけれど。紋秀さんの

髪型が今までとイメージがちがって、ちょっとびっくり。

「伊達娘恋緋鹿子」。これがみたくて〜。この日は、簑一郎さんが「お七」を遣われる。

振りとかも、もちろん違うところもあるけど、だいたいわかるから、なんか妙にどきどきと拝見する。

これで、簑太郎さん、簑二郎さん、簑一郎さんと、3師匠それぞれの「お七」をみることができた

ことになるので、大満足でした!

 

 

5月31日(金) 

 近鉄小劇場 

 

「金色」にでてくださった方々をみにゆく。

 名前だけは知っていたのだけど、初めて見るとこ。けっこう人気あるとこ。

 冒険活劇っていうのかな?結果的には、好きなとこ嫌いなとこありのお芝居でした。

 たとえば、好きなとこ。全体のストーリーとか、男性陣の衣装とか、照明は全部じゃないけど、

けっこう。そうだ〜。ワークショップに参加してて、公演にもの方々も含めて、30名以上の出演者

だったんだけど、そういう大勢がいれかわりたちかわりでてくるとことかの人の使い方は、

好きだったかな。ストーリーは、もともとフランス革命やら、ノートルダムの鐘やら、三銃士の

あたりからできてるから私にとっては嫌いなはずもないってとこもあった。

 嫌いなとこ。力技で笑わせようとするとこ。いつも思うんだけど、私は、力技で笑わせるより、

さりげない会話とかで笑ってしまう、そういうつくり方のほうが好きみたいです。好き嫌いの問題だから、

もちろん、ヒトそれぞれだけど。三谷さんのって、たぶんそういうとこが好きなんだと思う。

あと、芝居中で、長い時間ストーリーからまったくはなれた時間があることもいや。その人の時間というか。

多少は気にならないほうだと思うんだけど、はんぱじゃなく長いんです。それが好きなお客さんも

いっぱいだったみたいだから、まあそれがあってこそのこの劇団なのかもとは思いつつも、

でも私は嫌いって思っちゃいました。もうひとつは、音楽。映画で似たような場面でつかってた音楽を

たぶんそのまま持ってきてるとこがあって、ちょっといやだった。ずるいっていうか。

 「金色」にもう1人でてくださるかもだったヒトはとっても素敵な役者さんだった。

 でてくださてった方々も、やらしいヒゲとかお似合いでした。

 そうだ!久々、腹筋さんの舞台をみることができたのは嬉しかった。

 ヒロインの方は、この方が真ん中にいて、そのまわりに男性陣がいて、この劇団があるんだなって

感じでした。騎士姿お似合い。これでもう少し身長があったら、即、男役できそうな印象的なお声でした。

なぜだかドレス姿も、男役が男役として、女装したときのよう・・??

 

 

5月26日(日) 

 一心寺シアター Part2

 

昨年11月に一緒にお芝居したシスターさんをみにゆく。

けっこう独特!って聞いてたので、ちょっとどきどき。

 うん。たしかにちょっと独特な世界でした・・。女の子3人で(チラシではもう1人出る

予定だったみたい)2時間近く?私はそんな人数でやったことない。すごいパワーですよね。

そして、その中でも、シスターは男前で、パワフルでした〜。11月のとき、顔芸やったこと

ないっておっしゃってたけど、しっかりやってはった。あれは、あのとき手に入れた技だった

のかな。中で、罰ゲームもどきなこともやってて、終演後にお会いしたら、衣装もよごれてて、

顔もよごれてて、なんか役によってはあざだらけになりそうなお芝居でした。

 あと、とってもおなかすいてた私には目の毒なとこがいっぱいでした。

 今年は舞台やんないかもって聞いてたから、みれて、よかったかな。

 

 

5月10日(金) 

 扇町ミュージアムスクエア

 

知り合いと、ちょっと知り合いがでていたので。

前にはじめて見たときは、野球の話で、ダンスとか歌もあって、なんかスクールメイツ

みたいやわ、と思ったものですが、今回はちょっと違ったかな。でも、途中からけっこう

こういう展開やろな、というのが私はわかってしまって、わかってしまってからが

それを説明してくのが長いかなってとこもありました。

あと、雨で、ものすごく体調わるかったのと、さらに、私の隣にかわいい犬くんが

いたので、そっちに気をとられておりました。びっくりしたけど、けっこうおとなしく

してて、かわいいんだもん。人はいっぱい入ってました。ああ、でもあの柱はやっぱり苦手。

 ま、でも、もうすぐなくなるとこなので、なくなる前に行けてよかったかな。

 7月にまた友達がでるから、いこっかな。

 

 

5月2日(木) 

 劇団四季 『CATS』 MBS劇場

 

久々、前の方の席。タガーが八巻さんへ。知り合い猫ちゃんも健在。ギルバートは、

刀でたたかってました。けっこうスピーディではあったけど、前回の棒術ギルちゃんを

もう1度みてみたかったかな。坂本ミストは1年前に比べると、ほんとに軽く動くように

なられたような気がする。誰だっけ?スキンブルがグロールタイガーの場面で、歌が

けっこう音とずれて、修正できなくて、そういうのってはじめてだったから、

ちょっとびっくりでした。

 握手は井上ジェリーロラム。特に好きとかなかったけど、すごくかわいい方だな〜

と思いました。男性ファンが多いのも納得。

 

 

4月25日(木) 

『王様と私』 梅田コマ劇場

 

実は2回目。前回は4/8に3階席から観ています。コマって、私は3階がほとんど。

過去1階で観たのは、涼風さん、市村さんの『回転木馬』と、ゲネを見学させていただいた

『その男ゾルバ』、しかも2部のみ・・って感じで、2階で観たのが『エリザベート』で、

あとはすべて3階なのです。

今回は、いただきもののチケットだけど、2階の2列目センターでした。いつもより近い!

けど、楽しい作品なのに、けっこうすいてて、2階も下手ほとんど空席でちょっとかわいそう。

 私的には、一路さんのドレスがと〜っても美しいのがお気に入り。自分が3月の『金色夜叉』

のときに、ドレスの扱いがうまくいかなかったので、そのあたりに自然と目がいってしまう。

へえ〜、けっこうがっしりと持つのね!とか、踊るときも、よいしょっと持ってるワとか

あらためて見ると、納得することがいっぱい。あんなにボリュームのあるドレスって素敵です。

色もきれいだった。

 あとは、これまで特に好きではなかったけれど、本田美奈子さんがすごく気持ちよく

歌ってくれて、好きだな〜って。あの歌楽譜欲しいな。お相手の、あれ?えっと??名前が??

シンデレラの王子様とかやってた、カルメンのホセとかやってたあの方はあいかわらず、かっこ

よいけど、もっと歌う場面があればよいのにな。高嶋さんもそんな好きってわけじゃいのですが、

足けがしてたらしく、そんな中で、がんばってやってらっしゃいました。踊るとこは、すごく

セーブしてる感じだったけれど。今日の一番のちびっ子は、落ち着きなく、ちょっとうろうろって

感じでした。気になるもんですね。

 

 

4月19日(金) 

文楽『通し狂言 菅原伝授手習鑑』 国立文楽劇場

第二部 三段目 車曳きの段、佐太村茶筅酒の段、喧嘩の段、桜丸切腹の段、

四段目 天拝山の段、寺入りの段、寺小屋の段

 

久々、文楽です!1部も2部も見たいところだけれど、体調悪く、一日はしんどいし、

朝から動くのもしんどかったので、とにかく、2部だけでもと劇場に向かう。寺小屋は

最初の子供達がおもしろかったよな〜と思って。だから、ゆっくりと劇場に向かったら、

チケットの売り出し日だったみたいで、窓口でいっぱい待たされて、はじまってからの

入場となりました。当日券の窓口をわけてくれるとよいな〜と、こういうときは思います。

 席は、のんびりお気楽な左1Lの4。のんびりできたけど、今日の私は、薬のせいだか

ぼ〜っとしてて、人形きれいやな〜とか、わ〜い、師匠〜とか、寺小屋の子供はおちゃめで

かわいいな〜とか、そんなことをポツンポツンと感じながらの観劇となりました。

 深くはあんまり覚えてなくて、なんかふわふわと絵で覚えてる感じです。

あ!でも、やっとのこと、この話の全体を把握いたしました!今までにも寺小屋とかみたこと

あったけど、なんで??って思ってるとこがあったから。あ〜でも身代わりの話って

なんか納得できない!!

 

 

4月18日(木) 

 劇団四季 『CATS』 MBS劇場

 

1年ぶりくらいにちゃんと観ました!秋くらいに2幕から観たことはあったんですけど。

現在、「500万人(だっけ?)達成記念特別カーテンコール」というのをやってます。

通常のカーテンコールのあと、猫たちが1匹ずつ音を重ねていくはじまりから、

客席にサイン入りの風船を投げ入れたり。私はサインなしの風船をもらいました。

 今回の注目は、知ってる方が出演されてたので、その猫ちゃんと、それからギルバート?

棒をつかってたたかうところがとってもかっこよかった!この猫、こんなにかっこいいと

思ったのはじめてでした。演じる方によって、ほんとに目立ち方が違います。

 ラストの握手のときに、知り合いの猫ちゃんが、こっちへやってくる〜って思ってたら、

ほんとに、私の席のあたりの担当猫ちゃんで、私もおかしかったけど、

彼女も思いっきりびっくりして、私の手をぶんぶんと振ってのスペシャル握手だったので、

周りの笑いをとってしまいました。おもしろかった〜!!

 

 

4月12日(金) 

You Are The Top 〜今宵の君〜 』 シアター・ドラマシティ

 

市村さん、鹿賀さん、戸田さんというとっても素敵な出演者プラス三谷作品ということで、

とっても楽しみにチケット手に入れた作品。東京初日1週間前(?)に鹿賀さんが休演になって、

公演中止かもという危機を乗り越え、浅野さん代役で初日を遅らせてはじまった・・

その経緯を朝日新聞の三谷さんのエッセイを読みつつ、早く観た〜い!と思ってました。

携帯アナウンスは、川平さん。名乗らなくてもすぐわかります。

大人な作品だったな〜。市村さんと三谷さんという組み合わせがなんとなく不思議だったんだけど、

市村さんは三谷さんの世界でもやっぱり市村さんだった・・。そして戸田さんももちろん素敵。

あちこちからどんどん年齢も変えて登場しなければならないから、かなりお忙しかったはず。

でもその効果ありでした。歌われるとさすが〜って思うし。浅野さんは、代役決まって1週間ほどで、

ピアノから歌からさぞかし大変だっただろうな〜と思うけど、ちゃんとはまってらっしゃいました。

この役を、鹿賀さんがされたら、またぜ〜んぜん!ちがうものになってたでしょうね〜。

一緒に行った友人は、鹿賀さんだったら、もっとやらしい人になってたかも・・って。

浅野さんはむっつりな感じ・・。いっとき、三谷さん代役されたそうですが、ぜひ!みたかった〜。

戸田さんとのラブラブシーン!なんか想像つきません。

休憩なしの2時間15分。満員御礼。パーティション(移動するついたて?)の使い方も楽しかった。

いつものごとく楽しませてくれた三谷作品で、一番、私の心に残った言葉は、戸田さんの

「経験もないのに自信もなかったら、なんにもないじゃない!」というオーディションのときの

セリフでした。客席から拍手いっぱい。もちろん、井上陽水さんの曲とあの、なんともいえない

あの歌詞は頭から当分離れそうにありません・・。あ、もひとつ、市村さん「恋の、9勝1敗・・」

というわけわからぬタイトルも、客席にとってもうけてました。

SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO