ザ・能勢人形浄瑠璃

 

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2003年6月公演より 〜その1〜

 

  

浄るりシアターの表です。

 

階段あがったところから、見える風景。

山が見えます。それから風流なベンチもあります。

 

裏の楽屋口から入ると、着到板です。

きたときに、自分の名前の札をひっくり返すんですね。

帰りに元に戻します。

太夫、三味線、おはやし、人形、そして道具さん。

年中かかってます。

 

客席から舞台をみると・・。

『絵本太功記』のセットです。

竹やぶとおうちです。

 

家の中はこんな感じ。のれんは、製作中です。

 

夕顔棚の段、というくらいですから、

夕顔の実もなっています。

最後に、光秀がかっこよく刀で切り落とすもの。

光秀の主遣いさんの身長にあわせ、

多少、実の位置がかわります。

道具さんのおかげです。

 

舞台袖でスタンバイする人形たち。

私は、日々、光秀クンの髪をセットするのもお仕事でした。

木登りしたり、暴れるから乱れるのよね〜。

 

 

 

舞台下駄と持ち道具たちも出番を待っています。

この道具は、人形遣い製作。

国立文楽劇場の小道具さんのお部屋へお邪魔して、

あちらで使用しているものを見せていただいて、つくったものです。

あとで、写真もって報告いったら、ほめられました!

ほんもののひょうたんとうそもののひょうたんが混じってます。

今回いろいろ作った中でも、力作です。

 

おはやしさんの道具もスタンバイ

 

初日は『三番叟』からはじまります。

左手の大きな太鼓は一番太鼓。

 

こちらは床です。

太夫さんと三味線さんがのるとこです。

 

 

本番中(これはゲネの写真だけど!)のソデはこんな感じ。

小幕をあけて、いよいよ舞台へと登場しま〜す。

暗闇から光の中へ!

●おまけ●  

 

本番も近づいたある日のコト、

初菊は髪を切られました・・。

梅沢富美男みたいだって・・。

きゃ〜!

この手は師匠です!

 

下駄のうしろにはわらじをはかせてます。

片方の下駄にわらじが1足分いります。

わらじも自分たちで編んでます。

これは、痛んだわらじをつけかえているところ。

三味線さんに、使ったあとの「ニの糸」をもらってとめてゆきます。

 

今年初登場。

見にくいけれど、三番叟パッケージです。

なぜだか裏だけで出回っていました。

ロビーでは売っていません。

しかもこの絵はまちがいがいっぱい。

間違い探しも楽しめる「お芝居弁当」です。

 

 

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浄るりシアター 十周年記念事業 6月能勢浄るり月間

ザ・能勢人形浄瑠璃公演

能勢の浄瑠璃 四派による

「絵本太功記 夕顔の段/尼が崎の段」

〜 四派対抗記。〜

 

<浄瑠璃監修>竹本住大夫/人形監修 吉田簑助

<演出・振付・指導>桐竹勘十郎/作曲・指導 鶴澤清介

<指導>竹本千歳大夫/吉田簑二郎/吉田簑一郎/望月太明蔵社中/竹本綾春/鶴澤寛輔

<人形制作>甘利洋一郎 

 

6月14日(土)人形浄瑠璃「能勢三番叟」/竹本中美太夫派による「絵本太功記」

   6月15日(日)素浄瑠璃「二人禿」/竹本文太夫派による「絵本太功記」

   6月28日(土)「三味線組曲」/竹本東寿太夫派による「絵本太功記」

   6月29日(日)「囃子曲」/竹本井筒太夫派による「絵本太功記」

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