第3回船場時空旅
 平成おいらん道中 
〜第1章の終わり〜

 

5月24日、とてもよい天気の日でした。っていうか、暑い・・。

人形チームは、朝10:00に人形連れて現場到着。

おいらんさん達は、髪結って、メイクして、着付け前の休憩中。

白塗りの顔でお会いしてるから、今度素の顔であっても、絶対わかんないだろうな〜。

自分の髪をベースに結い上げているので興味しんしん。

メイクもじっくり見せていただく。

1月、芸者さんのときは、これで完璧って思えたことなかったもんな〜。

ほかに十手持ちな方もいらっしゃる。

この方、お衣装、かつらなどすべて持ち込み、メイクももちろんご自分。

のちのち、あまりにも刀の扱いが自然で、お客さんをのせるのもお上手で

時代劇の役者さんだとわかりました。

終わってから、しゃべってたら、忍者ずきんくださったり、

かぶり方も伝授してくださったり、殺陣(刀で闘うのん)教えてくださったりの

気さくでお話好きな方でした。

 

と、話が飛んでしまいましたね。

人形は髪を結って、つくっていただいたかんざしいっぱいつけていただいて、

「これ、飛ばしていいんですか〜。道路に。」とお許しをいただき、

ほかに、手の調整、下駄の修理などして、準備完了。

午前中から夜の分のリハーサルをする予定だったけれど、

時間おしてしまったので、道路でお昼いただいて、

そのまま「おいらん道中」へ。

NHKのカメラクルーもいらっしゃる。

私は、ちょっとだけ、商店街での練り歩きを見て、戻ろうと思ってたけど、

なぜだかいつのまにやら、柝をもち、うつことに・・。チョンってやつですね。

いつもつかってるのと違うので、いまひとつ、よい音がでるあたりどころが定まらず、おまけに、おいらんさんたち見ながらうってると、手元も定まらず、すかっなんてやって、笑われておりました。

1人、むちゃ普通な格好で、柝たたいてるから微妙においらんさんたちから離れてうってみたり。あとはお着物かスタッフTシャツだったんだもん。

ついでに、おいらんの下駄もったり、チラシくばったりしてました。へたっぴな柝も少しは上手になりました。

方向音痴な私は、だんだん今どこにいるかわからなくなり、1人では戻れなくなったこともあり、最後までおつきあいしました。

楽しかったけど、暑かった。

 

 

 

 

夕方、リハーサル。

車が通るのをよけつつ・・。人形だけは守らねば。できればわが身も・・。

はじめて人形見る方々は、興味深く見てくださった模様。

指先まで動いたりもおもしろかったみたいです。

 

人形チームは着替えに入って、そうこうするうち本番へ。

振る舞いビールなどあって、

物売り話っていうのがあって、

「平成おいらん道中」へ。

 

 

 

講談師から、やじさん、きたさんへ。

そして人形へ。

音がでなくて、ちょっと、どうしよっかな〜、でよっかな〜、

ずっと入んなかったらなにしよっかな〜、なんて思いつつ、

無事にはじまりました。

人形は6分ほど。

車をよけ、みぞをよけ、いろんなものをよけながら、

「お七」ちゃんは思いをよせる吉三さんのため、

焼き殺される覚悟で、やぐらにのぼり、半鐘をうつ、

決意を固めるのでした・・。

音が小さかったりはあったみたいですけど、

こけもせず、ひかれもせず、よかった〜。

かんざしをかなり道のまんなかのほうへ飛ばしてしまって、

あ!っと思ってたら、きたさん、車にひかれぬうちに

回収してくださる。よかった〜。

 

物売りさん登場。

そして、おいらん道中はじまり〜。

花火も点火され、にぎやかなおいらん道中となりました。

全員でごあいさつして、ビール、おつまみなどがふるまわれ、

めでたくお開きとなりました。

 

〜 完 〜

 

 

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