そしてオーディションへ・・

 

 

応募のはがきをだした私のもとへ、オーディションのお知らせがやってきました。

オーディション??

 

とりあえず、場所がわからないので、車でドライブがてら、探しにゆく。

わ〜い。トンネルがいっぱいだ〜。

ひとつ、ふたつ・・そうして、不安になりつつ、9つほどトンネルを

こえたところが少し開けたところで、さらに田んぼをみながら、

進んでゆくと、あった!ここだワ!

なんだかけっこうきれいなところ。新しいもんね。

せっかくきたので、ロビーものぞいてきたけど、ひっそりと、静かな感じ。

道もわかったので、安心。

 

そして!オーディション当日。

忘れもしない3月20日。私のお誕生日・・。

 

シアターにたどりつくと、なぜだか外にカメラがいる。なんだろ。

ロビーに入ると、うわ〜、人がいっぱいだ〜。

そしてカメラもいっぱいだ〜。

とにかく受付をすませ、座ってみる。

インタビューしてるよ??なんだろ??

あ、きたきた。

マイクを向けられる。

「どうして受けようと思われたんですか?」

どうして??って単なる好奇心やし・・、えっと・・。

なんて答えたんでしょうね??自分でも謎です。

ほかにもいろいろ聞かれたけど・・。

ほかの方の答えるのが聞こえる。

「地域の伝統芸能を受け継いでいこうと・・」

なるほど!そっか。伝統芸能ね〜。そうなんだ〜。

すごい。みんなそんなこと考えて受けてるのかな。

「伝統芸能」なんてこと、考えたこともなかった私。

「おもしろそう。」「珍しい。」そんなんだもんなぁ。

 

オーディションの内容はといえば、

自己紹介と、規定のセリフがあったのかな。いろいろ聞かれるのと。

そして!人形をつかって、なんでもよいから1分間やってみてください・・

小道具はいろいろあるので・・とのこと。

なんでも・・って。1分てけっこう長いよ。人形ってどんなんだろ??

 

はじまる。

会場の前方の机にはおじさま方がずらり。

誰が誰だかわからないけど、人がいっぱいの印象。

説明聞いてるあいだも、カメラがとってる。

インタビューしてたのは、NHKのニュースらしい。

待ってるとこと、審査会場(?)とは、同じ部屋を区切ってつかっているので、

大きな声は聞こえてくる。

グループというか、知り合いっぽい人々も多いみたい。

私は1人できてた人とお話しつつ待つ。

やだな。緊張するよ。1分、どうしよ?

 

3人ずつ、一緒に審査会場へ入る。

私は同じくらいの年齢の人と、おじさまと。

人形動かすの、おじさまお上手。好きなんだろな。よくみてるんだろな。

私の番。人形もつったって、どこからもつのよ、どうやってもつのよ〜。

なんてとこからはじまり・・。

この1分のことはほとんど記憶に残っておりませぬ。

おうぎをつかったのと、見返りポーズみたいなのやったことくらいしか。

そして、たぶん今思えば、簑太郎さんに

「日舞やってたんですか?」とか聞かれたことしか。

 

のちに、ビデオで少しだけど、このときの様子をみて、

もうほんと恥ずかしかった!

 

そして、その日のうちに、発表。

場所をホールへとうつし、私達は客席へ。

客席の方々、知り合い多いみたい。

ごあいさつしてらっしゃる方もいっぱい。

「あら〜、○○先生!」・・・先生もいっぱい・・・。

 

私はといえば、無事合格し、今にいたる・・。

 

一緒に受けたおじさまや一緒に待ってた方がだめだったのがさびしい。

バスが遅い時間までないので、自分の車でくることができるか、体力的に大丈夫かetcが

大きな要素だったことは確か。

 

とりあえずいつのまにか第1歩を踏み出した1日だったのでした。

 

 

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